朝起きれなくて辛い歴30年くらい過ごした後、フリーランスになってからというもの、何時に起きてもいい人生になったので、目覚まし知らずで生きてきました。が、最近、また通勤するようになったので、絶対、朝は7時半には起きないといけない生活になりました。
ねじ巻くタイプの目覚まし時計のメタルを叩く突然の騒音は、はっきり言って心臓に悪くない? かちんときたり。電池式の目覚まし時計や、スマホのデジタルな音も、「うるさいなーヽ(`Д´#)ノ」と怒りの心が。アラームの音で起きるって、なんであんなに不快なんでしょうかね。
まぁ、やさしすぎる音では起きれないから仕方ない。朝起き=ひじょーに辛いものなのだと思って生きてきました。そういう人、多いのでは? 毎日のことなので、なんとか穏やかな気持ちで起きて、一日を始められたいいのになって思いませんか?
そんな積年の朝起きれない上、気分悪いわ問題がスマートウォッチを使うようになって解決!音じゃなくて、バイブレーション=振動を目覚ましに使うと、全然違うんですよ!
私が愛用しているのはfitbit versa 2というスマートウォッチですが、バイブのアラーム機能は、スマートウォッチでもブレスレットタイプのフィットネス・トラッカーでも割とよくある機能。試しに振動のアラームをつかってみてください。ジリリーーっ!!!とか、ピピピピって音で起きるよりも、ぶぶぶぶって手首に軽い振動を感じて起きる方が、百倍起きやすいと実感してもらえると思います。
と、この方法ですでに半分くらい朝起きれない問題を解決したようなものなんですが、もっといい方法があるんですよー。
それがfitbitスマートウォッチの新機能、『Smart Wake(スマートウェイク)』。
なんとか気分良く朝起きる方法を探している人、fitbitのスマートウォッチ(fitbit versa初代、fitbit Lite、fitbit versa2、fitbit Ionic)を持ってるにもかかわらず、『スマートウェイク』機能を使ってない人は必読です!
Smart Wake(スマートウェイク)のしくみ
スマートウェイクは、朝、起きないといけない時間より前の30分の間で、一番眠りが浅い瞬間に振動して起こしてくれるアラーム機能です。
英語の「smart スマート」は、細い、しゅっとしてるっていう意味じゃなくて「賢い」っていう意味なので、「スマートフォン=賢い電話」、「スマートウォッチ=賢い時計」、「スマートウェイク=賢い目覚め」という意味になります。
私達の睡眠は、均質ではなくて、下のグラフのように、一晩寝ている間に、眠りが深くなったり、浅くなったり、当人は気づかなくても覚醒状態だったりという睡眠周期を繰り返し、朝方に眠りがだんだん浅くなって目覚めます。
だから、目覚ましが鳴る/振動するタイミングが、眠りが浅いときなら無理なく起きられるし、それが深い睡眠の真っ只中なら起きにくい、つらい、無理、、、となるわけです。
スマートウェイクと同じコンセプトのものが、スマホのアプリ、スマートアラームとかもあるんですが、どれだけの精度なんでしょうね。普通に考えて、枕元に置いてあるものより、腕に直に接触して計測した上で作動するスマートウォッチの方が信頼性高いような。
寝付くのにかかる時間がその日によって違うし、睡眠周期は人によるし、同じ人でもその日によるので、絶妙なるタイミングで起こしてくれるスマートウェイクは、スマートウォッチだからこそ可能な優れた機能なのではないかと私は思います。
Smart Wake(スマートウェイク)の使い方
まず、大前提として、fitbitのスマートウォッチが必要です。
具体的に機種名を言うと、fitbit versa (初代)、fitbit versa 2(写真上)、fitbit Lite、fitbit Ionicです。
で、さらに、fitbit OS 4.0以上が必要。アップデートしていない場合は、fitbitのアプリをチェック!
それで、fitbitスマートウォッチのスクリーンを左にスワイプして、Alarms アラームのアイコンをタップし、アラームを設定。
起きたい時間を設定して、その下のSmart Wakeの横にチェックボックスがあるから、そこをタップしてチェックした状態(□の中にv)にしたら完了。
簡単!
これで、6時半から7時までの間で、眠りが一番浅い時を見計らって、私の愛機、fitbit versa 2が、ブブブと振動して起こしてくれるというわけです。
それでも朝起きれないとしたら。。。
それは、多分、全然寝てる時間が足りてないんですね!(笑)
『Sleep Duration and All-Cause Mortality: A Systematic Review and Meta-Analysis of Prospective Studies』っていう16のリサーチ結果(被験者のべ130万人、25年間)を分析した結果によると、毎日7〜8時間の睡眠時間をとる大人が一番長生き。
これが平均5〜7時間の睡眠時間になると、死亡率が12%上昇だそうなので、しっかり寝たほうが身のためです。
個人差が大きいという説も聞くけど、参照記事によると、そういうことです。あ、ちなみに、睡眠時間は、長けりゃいいわけじゃなくて、8〜9時間睡眠の層は、7〜8時間の層に比べて死亡率が30%上がるそうです。
アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスは8時間寝るのを優先してるってのは有名な話で、アメリカでは成功している起業家も投資家も、しっかり寝て、自分の実力がフルで発揮できるように体調管理をしているのはエグゼクティブクラスでは常識。昨今では、ますます良質な睡眠が重要視されています。
寝て起きて、また寝て・・・って毎日の習慣なんで、朝が起きにくいのも、昼に眠くなるのも当人にとっては日常で、自分が寝不足であるという自覚がない。寝不足は、確実に日中の活動のパフォーマンスをめちゃ落ちさせるんだけど、本人は気づかないっていうリサーチ結果もあるので、時間だけ考えて全然足りてない人は、ちょっと生活を見直した方がいいですね。
私も足りてないことが最近多いので、頑張って寝ます!
現場からは以上です!おやすみ!(笑)