米アマゾンが9月25日に「完全ワイヤレスのイヤホン、Echo Budsっての作ったで!」って発表。で、「うむ、これは買い!」と満場一致(誰?w)で決定し、予約しました。予定通り発売日である10月30日に届いてたんだけど、なんせ50代でフリーランスから未経験でIT業界に転職したところでして、毎日ぐったり。11月に入ってやっと開封。遅ればせながら、Echo Budsとはなんぞや?ていうことと特長、開封しながらパッケージや見た感じ、触った感じといった第一印象、そして使い心地、装着感について書きます。
Echo Budsとは?
アメリカのアマゾン社製としては初めてのワイヤレス・イヤホン。アマゾンは、同社の音声アシスタントであるAlexa(アレクサ)が使える機器を“Echoデバイス”としてシリーズ化。
その主なものは、スマート・スピーカーと呼ばれるもので、最近では、音質を向上したもの、スピーカー部分にデジタル数字が電光表示される時計付きのEcho Dot with Clock、コンセントに差すだけの小型のecho flex、タブレットのように画面付きのEcho Show 5と、Echoデバイスを続々と投入中。
Echo Budsは、そんな勢いの中でリリースされ、後述しますが、その機能と衝撃的ともいえるお得感いっぱいのお値段で、どわっと話題沸騰となったイヤホンなのです。
ところで、Echo Budsは、「エコー・バッズ」と読みます。すでに散々エコー・ディバイスを上げ連ねたけど、Echoは、「エチョー」じゃないよ!あと、ばらしちゃうと、私はよく「アマゾン・バッズ」って呼ぶことがしばしば。自分にも言い聞かせるけど、「エコー・バッズ」よ。よろしくね!
Budsの方は、英語で「つぼみ」って意味で、アメリカでは、イヤホンのことを earbuds(イヤーバッズ)って呼んでるので、製品名が「なんとかバッズ」というのはよくあります。Google Pixel Budsしかり。こちらは紐つきなので、Echo Budsのような完全ワイヤレス・イヤホンじゃないけど。
Echo Budsの特長2点とお値段
Alexa(アレクサ)が使えるスマート・イヤホンである
アレクサのアプリが使えます。だから、天気予報教えてもらったり、音楽かけてもらったり、エクササイズするのにカウントダウンしてもらったり、アレクサができることならEcho Budsでできます。初期設定では、Echo Budsを装着して、自分の耳の穴押すような感じで、Echo Budsを長押しするとアレクサが起動するので、話しかけたら、アレクサの声がイヤホンで聞けるのです。
今までスマホを触ることで操作していたアレクサの機能全般が、スマホなしでできるっていう自由度の高さは素晴らしい!
fitbit versa 2でもアレクサ使えるんですが、「アレクサ」って話しかけず、押したら起動するというのもうれしい。うちの中じゃともかく、外で一人で「アレクサ」とか、つぶやきたくないんでw
多分、スマホを使い倒している人は、スマホで不便を感じてないと思うけど、スマートウォッチ使い始めたら、スマホ、面倒じゃん!ってなるんで、こういうのは、使ってみるまで気づかないワンレベルアップな便利さなんですよね。
で、Googleアシスタントも、Siri(私、iPad二台、iMac、MacBook持ってるけど、Siriってほとんど使ったことないw)も使えるよと。私は右側Echo Budsをアレクサ、左側をGoogleアシスタントにカスタマイズしました。
Bose(ボーズ)のノイズキャンセリング付き
アレクサが使えるワイヤレス・イヤホンっていうのは既にあるんですが、Echo Budsは、そこにノイズ・キャンセリングがもれなく付いてきます。ワイヤレス・イヤホンが使いたいのって、圧倒的に外出、出歩いてるときだと思うから、ノイキャンは絶対欲しい機能。そうじゃないと、周りの騒音で聞こえなくて、ボリュームあげないといけなくて、そうすると音漏れもしやすいし、第一、自分の耳に悪いじゃないですか。で、そこまで犠牲を強いても、結局よく聞こえなかったりして、役立たずなイヤホンってことになってしまう。
で、しかも、そのノイキャンが、音響機器の贅沢ゴージャス憧れブランド、泣く子も黙るBose製なんですよ。
欲しい気持ちが、これを知って、どっかーん!と私はあがりました。
今、自分で撮った写真見て初めて気づいたんだけど、アクティブ・ノイズ・リダクションって名称ですね。あれ?ノイズキャンセリングじゃないの?どう違うの?と思ってぐぐったら、どうやら同じものらしい。
アクティブ・ノイズ・コントロール ANC=ノイズ・キャンセレーション=アクティブ・ノイズ・リダクション ANR
です。
Echo Budsの値段
それでも気を取り直して、気になるお値段がですね、$129.99(約14,300円)。
ちなみに、アップルの新製品Apple AirPods Proはノイキャンつけてきたけど、お値段はEcho Budsの2倍。
他に有名な完全ワイヤレス・イヤホンと言えば、やっぱりソニーのSONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3こちらはAirPodsほどじゃないけど、それでもEcho Budsより1万円ほどお高い。
有名メーカーのノイキャン付きの左右分離型完全ワイヤレス・イヤホンというとこういう感じなんで、1万5千円いかないでBoseのノイキャン付きでアレクサ使えるとか言われたら、もう、即決するしかなかった。価格破壊かよと。
Echo Budsの日本発売日
さて、こんなにお値打ち品のEcho Budsなんですが、今のところ、アメリカでしか販売されていません。日本では未発売。発売予定があるのか、あるとしたらいつなのか、日本語でも英語でも調べてみたけど、わかりませんでした。すみませ~ん。
でも、日本で発売はきっとする!と思う。っていうのは、ケースの内側をご覧あれ。
英語の文字がだらだらーっと4行。その下に技適マーク(左のテと稲妻がアイコンになったやつ。総務省の技術基準適合証明と技術基準適合認定の両方の番号が入ってる)が。そして「PSE」(電気用品安全法)マークも「アマゾンジャパン合同会社」(右)の文字もある。
日本視野入ってますよー。待ち遠しいですねー。
やれやれ前置きが長くなりました。やっとです。Echo Buds開封の儀、行ってみましょう!
アマゾンのEcho Buds届いてから開封まで
アメリカでは定番の黄色いぷちぷちエアクッション付きの封筒入りで届きました。
はさみで切って開けると、ぽろんとEcho Budsの箱が剥き出しw あ、セロハンの袋には入ってたけど、簡易包装よね?無防備です。外箱をきれいにお届けしようっていう、おもてなしの製品はアマゾンさんにはないようです。
で、こんな外箱パッケージデザイン。黒人女性が耳にEcho Budsつけて、背後は青空で、アレクサが使えるよっていうのが文字でわかるようになってて、非常にわかりやすい。appleみたいな雰囲気だけで押してくるおしゃれ感やクールさ、微塵もないですね!
唯一、細かいことに凝ったなーと思ったのは、Echo Budsのところだけ艶入り特殊印刷なんですよ。多分、買った人で気づいたのは私だけと思うわー。印刷代の無駄遣い。
で、箱を開けると、中はマットな黒に、艶入りの黒文字ロゴ。
シンプルです。
ケースは、硬い分厚いセロハンみたいなので覆われてて、それを剥いたらこう。
見慣れたアマゾンのスマイル口みたいな矢印だけですっきり。丸みがあって、スムースな中にざらっとした、なんか石みたいなテクスチャー。滑りにくくていいかな。
この矢印マークの部分も艶ありになってたんで、マットXグロスが、今回のデザインのテーマだったんでしょうね。
ぱかっとあけると、こう!
赤い電気が点灯中。工場出荷で少し充電されてるけど、十分じゃないと赤。充電完了すると緑になる。
最初、気づかなかったんだけど、充電用のUSBコードは箱の中にありました。
開けて「Hello」って言われるの、嫌じゃありません。
中身全部並べるとこう!
Helloは、簡易マニュアルのリーフレットだった。で、イヤホンのフィッティング用のパーツがいっぱい入ってた。
というわけで、立て板に水を流すようなスムースさで、フィナーレ、「Echo Budsの装着感」へと進みます。
Echo Budsがフィットする仕組みと、最高の着け心地!
うじゃうじゃとパーツがいっぱいです。赤、青、緑のリングが見えてる小さいやつは、「Ear tips」。耳の穴に入れる部分にはめて、耳の穴の大きさにフィットさせるためのもの。
大きい輪っかの方もサイズが大中小あって、こちらは「Wing tips」という名称。イヤホンにかぶせます。最初、なんやこれ?と思ったんですが、これ、大事。突起部分を、耳の穴の上にあるくぼみに入れ込む仕組みなんですね。それですっごい安定した!!
図解もありますが、実際、装着した状態がこう!
日本の外出時のイヤホン状況はわからないんですが、このタイプのごろんとしたやつ、ニューヨークでやってる人、多いんです。傍から見てて、大きすぎで着け心地悪そうと思ってましたが、こんなにフィットするものとは。
私、耳が小さいのか、耳の彫り(笑)が浅いのか、耳栓もイヤホンも、カナルタイプっていうんですか、AirPodsみたいな耳の穴の外でひっかけるタイプってどうもおさまりが悪かったんですよね。どんなにあれこれやってもいまいちで、すぐにずれたり落としたり。イヤホンはめるのが苦手だったんですが、これはいい!!これならエクササイズもできそう。
AirPodsは、地下鉄で落とす人が多すぎてニュースになったくらいですが、Echo Podsは、そんな心配なさそう。
試してから買えないから、この着け心地って賭けだなーと不安だったんですが、これまで買ったどのイヤホンよりも安定の安心感でした!
Echo Buds 第一印象まとめ
いい!おすすめする!日本ではまだ売ってないんで、なんの影響力もないコメントになるけど!1万5千円以下でBoseのノイズキャンセリング付き。私、ノイキャンのイヤホン初体験だったんですが、ノイズだらけのニューヨークの地下鉄でEcho Budsつけて、2回タップしてノイキャンをオンにして、「ええ?!」って声出したくらいの威力でびびりましたわ。
イヤホンが苦手な私の耳にもぴったりフィットしてるし、文句なし。デザインとか、このタイプはこういうものかなっていう無難というか、武骨さがアマゾンらしい。おしゃれ感は醸し出せないけど、このコスパは最強と思います。
通勤時間を有効活用するにあたって、オーディオブックとか、eラーニングを考えてたので、大満足な買い物でした!
現場からは以上です!